ペット火葬が初めての方でも大丈夫!基本情報を分かりやすく紹介していきます

近年はコロナ禍によるおうち時間が増えているので、それに伴ってペットを飼った人も多いでしょう。
そうすると必然的に悲しいですが、ペットの死に直面しなければならない場面というのも増加しています。
そこで最近はこの大切なペットを、しっかりと天国へ送り出すために、葬儀屋さんにお願いするペット火葬をする方が増えています。
初めての方であっても、安心して簡単に出来るので、全く心配することは無いという事を分かりやすく紹介して行きます。
ペット火葬が初めての方でも大丈夫!基本情報を分かりやすく紹介していきます
自分が大切にしていたペットの命が絶えてしまったら、最後にありがとうの気持ちを伝えるためにも、葬儀屋さんにお願いして、ペット火葬する方が増えています。
しかしペット火葬をしようと考えていても、初めての場合はどうすれば良いのかわからずに困っている方も多いのが現状です。
人間の葬儀と同様に、葬儀屋さんが責任をもってエスコートしてくれるので、全く心配することはありません。
こちら側の要望をしっかりと伝えることが最も大切です。
ペット火葬中の空いた時間のおすすめの過ごし方
どこで何をしていたらいいのか迷うのはペット火葬中の空いた時間、ですが待つ場所はありますし、おすすめの過ごし方もあるので安心です。
場所に関してはいくつかのパターンがあり、それに沿ったところで待ちます。
室内に固定炉の設置がされているなら、室内に腰かけることとのできる椅子が用意されていることもあるので、そこで待っても構いません。
ただ屋内ではなく外に固定炉の設置ということもあるので、火葬待合室を利用すれば問題はないです。
火葬待合室はペット火葬でも待ち時間によく利用される場所であり、家族でペットの思い出話に花を咲かせることもできます。
微笑ましい思い出話は、待つ家族の心も明るくしますのでおすすめです。
業者ごとにルールが異なりますので、事前に確認をする必要がありますが、待っているときに飲食ができることもあります。
事前に確認をしてOKであれば、ジュースやコーヒーなど好みの飲み物や、ちょっとしたおやつがあると、よりくつろぐことができるはずです。
ペット火葬の犬種ごとの料金相場は?
ペットが亡くなった際に最後の供養として、人と同じように斎場を利用してペット火葬を行うという家庭も増えてきています。
ペットであっても家族の一員であり、しっかり供養を希望する飼い主が増えてきているのも理由の1つです。
実際にペット火葬を依頼する際に人気のペットに犬は多いですが、火葬利用による料金相場を把握しておくこともポイントになります。
火葬にかかる費用の違いですが、犬種毎に設定されているというよりは個体の重さによって料金が決められている事が多いです。
ペットの重さによって火葬する時間が異なり、それにより火葬場の利用時間に違いがあるのが料金の違いの理由となります。
また火葬する際に合同火葬や個別火葬では料金は異なるので、依頼する斎場に確認しておく事が重要です。
相場としては大きな個体になれば料金は高くなり、合同火葬より個別火葬になることで料金は割高になる事が多くあります。
これらのポイントを把握した上で、火葬の利用を決める事も大切です。
猫のペット火葬を利用する際の注意点
犬や猫などをペットとして飼育している家庭は増えており、中でも猫は人気がある種類なので多くの家庭で愛されているペットとなります。
いつまでの一緒に生活するのは難しく、いつかは亡くなってしまうのでその際はペット火葬で最後のお別れをするという場合も多いです。
ただしペット火葬を利用する際は、注意点もあるのでその点も考慮する必要があります。
実際に火葬を利用する際は、ペットの個体の大きさによって火葬する時間や費用に違いが出てきます。
特にちいさい個体のペットの場合、個別火葬を希望しない限りは合同で火葬される事も多いです。
個体が小さいからこそ火葬の時間調整が難しく、場合によっては骨が残らないといったトラブルも想定されます。
また合同で火葬するからこそ、遺骨の取り違いといったトラブルもあります。
利用できるペット火葬は多くありますが、より信頼できる業者を選ぶ事が大切です。
供養するために利用したにもかかわらず、思わぬトラブルに繋がらないための注意が重要といえます。
ペット火葬の当日の流れを把握しておこう
大切なペットが亡くなってしまったら、まずは感謝の気持ちを込めてペットの体を綺麗にしてあげましょう。
ブラッシングや歯磨き、軽く濡らしたタオルで全身を拭いてあげます。
腐敗が進まないように保冷剤などを使って体を冷やし、体の下にタオルケットなどを敷いて、できるだけ涼しい場所で安置します。
ペットを綺麗にしてあげて心が少し落ち着いたら、ペット火葬をお願いする業者に連絡し、火葬日時や火葬方法などを決めます。
火葬当日は、業者によって様々ですが、ご自宅まで引き取りにくる場合と、ご自身で火葬場まで連れていく場合があります。
合同火葬の場合は、火葬後にペット霊園の墓地などへ納骨供養され埋葬されます。
個別一任火葬では、個別に火葬するため、お骨を返却してもらえます。
立会個別火葬は、火葬が終わるまで待ち、最後にお骨あげをします。
以上がペット火葬の当日のおおまかな流れとなります。
当日に慌てることのないように流れを把握しておきましょう。
ペット火葬の際の服装はどうしたらいいのか?
ペット火葬は喪服を着る必要はなく、普段着での参列でも大丈夫です。
ただし、火葬する場所によっては考慮しなければなりません。
飼い主の自宅付近で訪問火葬を行うときは普段着でもマナー違反になりませんが、ペット霊園といった他の参列者もいる場合は黒やグレーなどの暗い色で、肌の露出は控えるべきです。
具体的には人間の葬儀のように厳粛に見送りたいときや、僧侶などを招くペット火葬の場合は喪服を着る必要があります。
またペット霊園など他の参列者もいるケースでは、暗い色の普段着やセミフォーマルな服装で問題ありません。
しかし、人間の葬儀場が併設されている場合は注意が必要です。
カジュアルすぎると、他の葬儀の参列者に不快感を与えてしまうからです。
そして普段通りに見送りたかったり、自宅付近での訪問火葬は普段着で問題ありません。
その反面、いくら普段着といっても常識的な服装にするべきですし、派手なアクセサリーや化粧、香水なども避ける必要があります。
ペット火葬に対応している動物は?
一緒に暮らし始めれば家族同様になるのがペットという存在、時代の移り変わりとともに、様々な種類を迎える傾向が出てきました。
ペット火葬に対応している動物として、昔から定番の犬や猫はもちろんのこと、今では幅広いカテゴリーが対象です。
インコなどをはじめとする可愛らしい鳥なども大丈夫ですし、比較的管理も難しくはない亀なども問題はありません。
小型でありなおかつ育てやすさと、キュートな見た目で人気が高まった、ハムスターなども大丈夫です。
小さくてふさふさしており、見た目の愛くるしさで人気のモルモットも、ハリネズミなども対象になります。
大自然の中の森や動物園でしかお目にかかれないようなリスも、近年ではペットにするケースは多く、火葬をすることが可能です。
意外なところでは猿なども大丈夫、もし亡くなったとしても心配することはありません。
大きな鳴き声を出したりすることなく、お散歩もいらないウサギなどもペット火葬に対応をしています。
ペット火葬を利用した際に起こりやすい問題
ペットは家族の一員だという考えが浸透し、亡くなってしまった際には火葬をして手厚く供養をしてあげたいという人が増えています。
そのため、ペット火葬業者が増えてきているのが現状です。
しかし、ペット火葬を利用した際に問題も数多く起きています。
起こりやすいトラブルとして、まず金銭のトラブルです。
電話やホームページに記載されていた料金よりも、大幅に請求されたという事例があります。
特に火葬当日に追加料金を請求されたり、中断が困難となる火葬炉に入れてから請求されたりすることが多いのが特徴です。
こうしたケースを防ぐために、安易に選ぶことはせずに会社概要や火葬プランなどをよく確認することが重要になります。
次に遺骨についての問題も、起こりやすいです。
ペットの火葬では遺体を預かってもらい、火葬するという業者もあります。
このような業者で遺体を火葬せずに別の遺骨にすり替えられて返されるケースや、遺骨を返してくれないといったトラブルも起きています。
こうしたことを避けるためには事前に火葬施設に足を運び、スタッフの対応は丁寧であるかなどを確認することです。
ペット火葬の際に準備するべきもの
ペット火葬を行う際に必要なものの大半は、ペット火葬業者側で準備してくれます。
飼い主やその他参列をする人は、数珠や涙をふくためのもの、供えるお花や食べ物、カメラを準備しておくと良いでしょう。
数珠を用意すべき理由は、ペット火葬においても人間の葬儀の際と同様に合掌礼拝が行われるのが一般的で、場合によってはお寺から僧侶を招いてお経をよんでもらうことがあるからです。
数珠を持っている人は、持参したうえで儀式に臨むと良いです。
お供え物は、亡くなったペットが生前好んでいたものを用意しましょう。
カメラは、ペットの最後の姿をおさめておきたい場合に用意します。
自宅にカメラが無い場合は、携帯電話やスマートフォンに搭載されているものでも構いません。
また、念のために袋を少なくとも1つは用意しておくと良いでしょう。
首輪やリード、洋服など、一緒に火葬できないものは飼い主が持ち帰らなければならないからです。
袋の材質は問わないので、持って帰ることができる程度のサイズや強度のものを探しておきましょう。
ペット火葬にもマナーがあるのか?
家族のように暮らしていたペットのために、きちんと火葬を執り行ってあげたいと考える飼い主が増えてきています。
人間の火葬のようにしっかりした形式などはないものの、ペット火葬でもある程度マナーを知っておくと良いでしょう。
ペット火葬の場合、喪服ではなく普段着での参列でも問題ありません。
ただし、TPOに合わせた服装を選ぶことは大切です。
黒やグレーなど暗い色合いの服装で参列することをおすすめします。
肌の露出が多い服装や派手なアクセサリーを身につけるのは避けましょう。
火葬場に入ったら、スタッフの誘導に従ってください。
お子様やペット連れの方もいると思いますが、基本的に火葬を行う施設に入ったら、騒いだり走ったりせずに静かにしましょう。
火葬前には、参列者でお焼香をする場合もあります。
その場合は人間の葬儀と同様の作法でお焼香をすれば大丈夫です。
ペット火葬でのお焼香には決まりがないので、ご自身の宗派の作法通りに行ってください。
お焼香のやり方に不安があるなら、事前に火葬場のスタッフに確認しておくと良いでしょう。